フリーター関係を調べてみると、1ページ目から堂々と出てくる
フリーターから正社員へ転職!!
そんなタイトルをしたサイトの数々。
今のフリーターたちは正社員になりたい人ばかりなんですかね。
フリーターは世間体が悪く、正社員と比べてあまりいい目で見られないのは事実。
そんな"正社員へ転職"という記事が蔓延る中、自分は正社員からフリーターへ!という記事を書こうと思います。
自分は正社員からフリーターへ戻りたいと思っています。そんな人は珍しいですし、はっきり言って愚の骨頂ですよね。
ましてや自分は今31歳です。正社員へ戻りたいと思っても簡単に戻れる年齢ではありません。
ではなぜ、安定していると言われる正社員を捨ててまでし茨の道であるフリーターを選びたいのかをまとめたいと思います。
フリーターを選ぶのはよっぽどの理由がないと後悔する
まず、フリーターと正社員のどちらがいいのかと言われると、答えるまでもありません。正社員の方がいいです。
人は生きるのにお金が必要で正社員は安定した収入を得ることができます。
月給制に加え、昇給やボーナスもですが、税金の負担も軽く、退職金や厚生年金ももらえます。パッと思いつく限り、これだけ収入面が安定することになります。
一方、フリーターは正社員で得られるそれらの恩恵が少ないです。探せばありますが、すべて充実しているとは限りません。
あなたは何歳まで生きますか?分からないですよね。
70歳まで生きるかもしれませんし、もしかすると90歳まで長生きするかもしれません。
あなたは死ぬまで自分の生活費を稼ぐことはできますか?ということになります。
そういった覚悟がないのであれば、身体のガタがくるであろう40代50代で後悔するかもしれないってことです。
正社員を辞めてフリーターへ戻ろうとする理由
そもそも働くのが嫌。働くとしても短時間。
そもそもとして自分は労働が好きじゃないです!
毎朝6時に起きるのも嫌。
8時間働くのも嫌。
通勤退勤時間を含めたら自分のプライベートの時間が3~5時間くらいしかないのも嫌です。
職場によっては残業とかで晩飯と風呂のために睡眠時間を削っていたころもありました。ここまでくれば何のために生きているんだろうとなります。
後述しますが、自分はやりたいことがいっぱいあります。自由な時間が欲しいので正社員のような朝早く起きて夜遅くに帰る生活はかなり苦痛でストレスでした。
自分の理想は働かないでも生きていける生活をするか、好きなことを職にしたいわけですが、そう上手くはいかないのでせめてフリーターで6時間労働で妥協したいところです。
7時間だと休憩時間が入りますからね。家に帰れず会社に拘束されるわけですから自分にとって休憩は労働と同義なんですよね・・。
正社員としての労働環境や理不尽が嫌
そして正社員で働くからにはフリーターよりも責任が伴われます。別に責任と言ってもそんな大層なものではないですが・・・。
自分の職場でありましたが、相方が不愛想なパワハラ紛いの団塊世代の爺と仕事をしていました。自分にだけやたらとあたりがキツいんですよね。
普段のコミュニケーションも無視されてしまいますので、ペアで仕事をしていてもやはりミスが発生してしまいます。
そうした場合、自分の中ではその爺が100%悪いと思います。しかし、上司からすれば無視されても、そしてそれでなぜか怒られてもしつこく聞かなかった君も悪いとなります。
そもそも報告連絡していたら発生しなかったミスですからね。自分がノイローゼになろうがこのような扱いで臆病になってもその爺に積極的に声をかけないといけません。
向こうから最低限の受け答えくらいはしてくれと思いますが、やっぱりこちらも幾分責任があるらしいです。
皆もありますよね?相手に落ち度があるのにもかかわらず、自分も責められるとき。自分はそういうのが大嫌いです。
正社員であればグッと堪えて「すみません」と言えたほうがいい状況があります。バイトとは仕事に対する重みが違うらしいです。
やりたいことがいっぱいある。
まぁここまで長く語りましたが、ただ働きたくないからという理由だけでフリーターをするのは微妙です。
微妙というのはストレスを抱えて正社員をするという精神的な負担と増えづらい貯金で老後を生活するのは不安ではないかという将来を天秤にかけた時に、フリーターでいいとはっきり言えないことです。
ここからは個人的な意見になりますが、自分でやりたいことがあるのであればその天秤の重みはフリーターへ少し傾くと思っています。
自分はゲームもしたいですし旅行も行きたい。本も読みたいし、ブログを書きたいし、小説の執筆もしたい。いずれゲームも作ってみたい。現段階でもこれだけあります。
正直、正社員ではそういった時間を捻出できません。自分にとって正社員というのは枷ですね。莫大な時間が欲しいので有休如きでは雀の涙・・・なので自分はこういった面でもフリーター派です。
さいごに
人生一度きりなので後悔がないように過ごすべきとよく言いますが、正社員で安定かフリーターで自由を選ぶのかは人生において最も重要な決断の一つだと思います。
一般的に周りの人たちは働きたくないし趣味もあるのにもかかわらず
正社員を選択しています。
30年、40年先の老後も見据えて今を生きていかないと後々、取り返しのつかない苦労が待っているはずですからね。
つまり、フリーターはそれなりの覚悟が必要です。目先の楽を選んでしまうのは愚かな選択ともいえるでしょう。自分はそういったリスクを把握してでも正社員の道を捨ててでもフリーターに戻りたいと思いました。
もし辞めるとするならば、向こう10年20年先のことを今からでも計画を立てながら行動したいですね。
今回は、後悔しないと言い切れる自分がフリーターへ戻ることを決意した理由を綴ってみました。